【スポーツジャーナリズム】東京に女子ハンドボールチームを!

Pen&Co.共同経営者の多田です。弊社のフラッグシップメディア”Pen&Sports[ペンスポ]”をソシオとして応援くださっている小坂哲英さんは、「東京に女子ハンドボールチームを!」とのミッションを掲げて奔走しています。「理由はシンプルなんです。ハンドボールのトップリーグであるリーグHには首都圏に女子のチームがありません。ハンド界を盛り上げるためには、人もメディアも集中する東京にチームを置きたい」と言います。
参入時期は2027年と定め、運営会社の設立やスポンサー集め、ホームアリーナの選定、監督をはじめとするチーム構想…とすべきことは山積みです。ペンスポは2023年7月の創刊以来、ハンドボール報道に力を入れてきました。女子日本代表(おりひめジャパン)のパリ五輪出場をかけた挑戦は2023年8月の広島(アジア予選)、2024年4月のハンガリー・デブレツェン(世界最終予選)まで追いかけました。弊社としても「いっちょかみ」できたらと思っています。
私としては女性のエンパワーメントという文脈からも、ぜひ応援したいと考えています。世界経済フォーラム(WEF)が毎年、発表しているジェンダーギャップ指数は2024年、日本は146か国中118位でした。先進国では最低で、管理職に占める女性割合は130位、男女の所得格差も98位と惨憺たる状況です。私も覚えがあります。1990年代、新卒で入った新聞社をはじめ、2010-20年代にも数社で働きましたが実際どこも、幹部クラスは男性ばかりでした。さらに悔しいのが、若い女性の友人に「男性しかいないね」と言っても「え?おかしいとも思いませんでした」という反応だったことです。変えられずにごめんなさい。自分たち世代はいったい、何をしてきたのか…と歯噛みする思いです。気が遠くなりますが、少しでもよくなるよう、力を尽くしたい。小坂さんを見習い、私も失敗を恐れず、動いていこうと思っています。
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