東京国際映画祭「エシカル・フィルム賞」運営を担当しました
ペンで、心を動かす。Pen&Co.共同創業者の原田亜紀夫です。Pen&Co.株式会社はこのほど、第37回東京国際映画祭(2024年10月28日-11月6日)の運営にかかわりました。
電通の先輩でもある小林住彦さんの導きで、昨年に引き続き「エシカル・フィルム賞」を担当、夏ごろから打ち合わせや調整、台本作成に取り組みました。映画祭は10月26日、東京・日比谷でのレッドカーペットで開幕。私は審査委員長の俳優・映画監督の齊藤工さんを案内するためレッドカーペットを歩きました。齊藤さんを中心に議論が白熱した審査委員会も取材、11月5日の授賞式&トークセッションを無事に終えることができました。
授賞式の司会は、これまでも仕事でご一緒したことがあるJリーグ中継リポーター、フリーアナウンサーの日々野真理さんにお願いしました。
すると、びっくり。齊藤さんとは初対面だった日々野さんが授賞式の控えスペースで、齊藤さんとサッカー談義で盛り上がっているではありませんか。
齊藤さんは実は、日産自動車時代からの横浜F・マリノスの熱烈なサポーター。仕事の合間を縫ってひとりでゴール裏で観戦しているのを私はその時、初めて知りました。2022年にチームに密着した映画「横浜F・マリノス創設30周年記念ドキュメンタリー Beyond Together」ではナレーションを自ら買って出たそうです。
このプロジェクトのリーダーだった小林住彦さんもかつては電通でFIFA・UEFAなど海外のサッカー連盟やクラブ・選手のマーケティングを手掛けてきたキャリアの持ち主。国際映画祭の裏舞台で「サッカー」が共通言語になるのを目の当たりにして、とてもうれしくなりました。映画も、サッカーも、人をつなぎ、世界を超えていく。このプロジェクトを支えることができたのも結局、スポーツが紡ぐ縁のおかげでした。