【報告】針葉樹とコーヒーの香りに包まれて。ラトビアを楽しむ午後

Pen&Co.[ペンアンド]株式会社が運営する旅メディア「Pen&Voyage(ペン・ボヤージュ)」編集部は2025年12月、ラトビア政府観光局のプレスツアーに参加しました。帰国して1週間たった12月21日、大阪・帝塚山の文化サロン「愉縁(ゆえん)」で報告会「ラトビアの冬を楽しむ午後」を開きました。ムードたっぷりの素敵な空間で、ラトビアを五感で味わい、旅する気分に浸りました。
「愉縁」クリスマスムードたっぷり

愉縁は庭が見える広いスペースにツリーやサンタクロースが飾られ、クリスマスムードたっぷりです。まずは、たっぷりのハーブを使ったラトビア発のボタニカルキャンドル「the MUNIO(ムニオ)」のキャンドルで、ラトビアの人に一番人気という「ジュニパー&リモニウム」(Juniper & limonium)に火をともしました。針葉樹のさわやかな香りに満たされ、さらに心地よい空気に包まれました。
さっそく乾杯です。古都ツェースィスの森にたたずむミシュラン掲載店「パワール・マーヤ」のアップルサイダーを冷やしておきました。微発泡で上品な味わいです。
ラトビアに行ったことのある人も1人、ラトビア特産のミトンを制作したことのある(!)人も1人、大阪・関西万博でバルト館を訪ねた方も複数名いらっしゃいましたが、印象を訊ねると「うーん…」という反応です。それでは、とばかり、現地で取材した素材のスライド80枚以上を操作しながら話しました。アーゲンスカルンス市場やレストランの食、ミトンや伝統の織り物、旧ソ連による地下核シェルター、もちろんラトビア式サウナ「ピルツ」などラトビアの魅力を紹介、ついつい熱が入り、2時間近くになってしまいました。
豆料理、黒パン「おいしい」

ツェースィスのパン工房でいただいた黒パンも冷凍しておいたものを試食してもらいましたが「クセがなくておいしい」と皆さん、口にあったよう。ラトビア名物「黒パンのトライフル」は、首都リーガのキッチンスタジオで実演してもらったのと同様、私(多田)が実演しながら説明しました。こちらも「黒パンだからこそおいしい」と好評でした。
ラトビアの豆料理「ズィルニ」は現地では灰色エンドウ豆でつくるのですが日本では手に入らず、赤エンドウ豆で再現しました。味付けは「パワール・マーヤ」で求めたスモークソルトをひとふりどうぞ。日本のベーコンではやや控えめな燻製香を補い、思いのほか洗練された一品になりました。
おしまいには首都リーガで6店舗を展開するコーヒーロースター「カルヴェ(Kalve)」のコーヒー豆「Breakfast Club」を愉縁のバリスタに淹れてもらい、味わいました。浅煎りでナッティな香りが印象的でした。
リンゴ型エコバックを手土産に

お土産にはラトビアのスーパー「Rimi」のキュートなリンゴ型のエコバックをお持ち帰りいただきました。参加くださったSさんは「帰宅して夫に話をすると、早速パソコンでラトビアを検索して調べていました。いつか訪れる時が来るかも」と教えてくれました。
それぞれの場所やプロダクトについては「Pen&Voyage」で紹介します。お楽しみに。


